URAL
2008モデルのミッション/クラッチを分解してみたのでUPしてみようと思います。
750でも現行のウラル以前は精度が非常に悪かったのですが、新しい物になって精度が別物になりました。
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650〜750(初期の方) かなり痛んでいるように見えるギア 実は新品で入手しても変わらないぐらいです。 場合によってはこれ以上酷いバリがでている場合もあります。 使用することによってバリが取れていく感じです。 ※エンジン側 |
2007モデルぐらいでこの様な精度になってきました。 ※ミッション側 かなり精度も上がってきました。 よく見るとまだバリがでていますが、かなり高精度になってきています。
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2008年モデルのギア ※ミッション側 2007モデルよりもはるかに精度があがり 25,000km走っていてもこの綺麗さです。 バリもほとんど無く、非常に精度の高まったギアを使用しています。 |
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旧型のuralはギアの精度が悪く、 割れる場合があります。 普段聞き慣れない異音がした場合はエンジンを停止して 確認をされた方が良いです。 ギアが割れるとシャフトにもダメージが入ります。 |
注意: 現在、ミッションの部品はウラルジャパンの都合により パーツリストで番号と金額は個別に出るのですが、 ミッション内部のギア全部での販売しか行っておりません。 一部分が悪くてもギア、シャフトのAssy交換になります。 |
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クラッチプレートのスプライン部分が痛む場合があります。 走行距離、扱い方により違いがあります。 痛む前の予防整備もできます。 痛んでしまったら、シャフト1本ですむことが、 ミッション内部のギアすべて交換になりますので、 高額の部品代になります。 予防整備をして、耐久性をあげてあげるのも良いかと思います。 当店ではいろんな修理を行ってきているので どこをいじくれば良いのかを把握しております。 ご心配な方はご相談ください。 |
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現在ウラルジャパンよりシャフト一本を交換すると ミッション内部ほとんどの交換になってしまいます。 ウラルジャパンからの提案で中古のシャフトの販売が 可能でしたので今回はお客様了承の元 中古品を利用して組み上げました。 2008モデル以前は精度は上がったのですが それ以前は、2008モデルにはとうてい及ばないので 鏡面加工をしてお客様に提供させていただきました。 ミッションからのうなり声が消え、とても静かなミッションが組み上がりました。 ※下手に磨くとバックラッシュの過度の発生等がでたり、 強度が落ちる場合がありますのでマネをされないでください。 ミッションが静かになり、タペット音等の今まで気にならなかった音が 気になってくる場合がありますので、ご注意ください。 |
ベアリングについて 当店では、国内産のベアリングを使用しております。 ウラル純正は「ロシア産」「フランス産」を使用しておりますが、当店では国産ベアリングを使用しております。 お客様の要望や、使用度合い(運転の仕方)によって 「鉄道車両」に使用しているの高精度のベアリングにも打ち替えることができます。 重荷重、衝撃荷重、耐熱にすぐれた高性能ベアリングになります。
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